大学院進学のために「文化住宅」と呼ばれるボロアパートに住んだ貧乏時代

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人生でもっともお金に困った学生時代の7年間

37歳の男性会社員です。 これまでの人生でもっともお金に困っていたのは、学生時代の7年間でした。7年問長い間、学生生活を送るようになったのは大学卒業後、大学院に進学したからです。自宅から地元の大学に通っていたとはいえ、私立の大学だったので年間の学費も馬鹿になりません。こちらのほうは学費を両親に払ってもらったのですが、大学院は自宅から通える距離ではなかったので下宿が必要になりました。大学卒業後は就職するものと考えていた両親に、さすがに大学院の学費まで面倒を見てもらうわけにはいきません。そこで学費を自己負担する決心をして、大学院に入学しました。

大学院の入学時、手元にあった資金は事前のアルバイトでためた二十数万円のみでした。これでは心もとないので、奨学金を借りてまかないました。

家賃3万円今にも崩れそうな「文化住宅」と呼バレるボロアパート

自活していくために、まず下宿はなるべく家賃の安い物件を選びました。大学周辺の不動産屋を丹念にまわって見つけたのが、月の家賃3万円という格安物件。当時は兵庫県に住んでいたのですが、関西地方で「文化住宅」と呼バレるボロアパートです。築年数は不明。阪神大震災のときに倒壊しなかったのが、不動産屋にとっても不思議なくらいでした。外観はいまにも崩れそうなほど古びていましたが、中はきれいで、間取りも和室二部屋に台所、風呂、トイレがあり、まずまずの広さでした。

それでも難儀したのは、騒音でした。上の階からの振動はおろか、話し声まで聞こえるほどだったのです。上の階の部屋にも学生が住んでいたのですが、ときおり深夜に友人が集まってはマージャンをするのには閉口しました。布団の中に入ってから、天井のほうからジャラジャラとかきまぜる騒音がひっきりなしに聞こえます。あまりのひどさに耐えられなくなり、「うるさい」と叫び声をあげると一瞬だけ静かになるのですが、しばらくするとまた、ジャラジャラという音がしてきました。そんなとき、何度眠れぬ夜を過ごしたか分かりません。

一週間毎日ラーメンを食べていた日もいい思い出

このように、おんぼろ物件に住むほどでしたので、食費も切り詰めていました。近所のスーパーに出かけていっては、インスタントラーメンや賞味期限が迫ってやすくなったパンをまとめ買いしてきます。惣菜などは閉店時間間際にいくと安くなることが多いので、夜、大学院の授業が終わってから買出しにいくことが多かったのです。ひどいときには1週間、ずっとラーメンばかりということもありました。大学内の学生食堂は味がひどいという評判だったのですが、毎日の食事が貧しかったので、周囲の友人たちと違ってごちそうに思えたほどです。

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